商品ジャーナリスト・北村 森《きたむらもり》の仕事=2012年11月

2012年11月29日


nippon.com「北村森のヒット商品道」の最新記事が公開された。
先般ここでご紹介したように、今回のテーマは「どっとポーチ」。
ミニタオルの周りにファスナーをつけ、300万枚の大ヒットとなった。
発案したのは社会人2年目の女性社員。発売までいくつもの困難があった。
このところ類似品が出回っているという。オリジナルへの敬意をもっと払うべき。



2012年11月28日


香川出張。四国の大企業から中小企業まで120人が会する場で基調講演を。
講演の後の懇親会で、高松丸亀町商店街振興組合の常務理事と話す。
丸亀町商店街といえば、全国有数の「賑わいある商店街」。
常務理事の話を聞いて納得した。ひと言で表せば「人を活かす施策」重視。
B級グルメやゆるキャラを作りさえすれば、というものではないのだ。



2012年11月27日


「いばらきイメージアップ大賞」の審査に、委員として参加。
発表は12月なので、ここに審査結果を書くことは控えるが、
私個人の感想を言えば、地域振興とは何かを考えるにあたっての、
充実した議論の時間であったと思っている。
独自性あふれるもの、地道な努力を続けてきたものに、ぜひとも光を。



2012年11月22日


昨日はbayfmに電話生出演。手帳の新潮流と背景について話す。
今週は2本の連載原稿を続けて入稿。
nippon.com「ヒット商品道」では、「どっとポーチ」開発の背景を。
家電批評「先読み深読みヒット家電」では、超高級ベビーカー試用結果を。
前者は今月末掲載、後者は来月3日発売。ベビーカー、結構な機能だった。



2012年11月16日


都内の家電量販店を巡り歩き、それぞれの売り場スタッフに取材。
冬のボーナス商戦、どこまで盛り上がりそうか、話を聞いて回る。
タブレット端末は、シニア層をも巻き込んで、すでにフロアが盛況。
白物については、手ごろな調理家電系が注目を集めそう。
高級住宅街そばの量販店では、美容家電に昨年以上の勢い。なるほど。



2012年11月15日


愛知県の奥三河を訪ね、人気旅館の女将さんインタビューの聴き手を務める。
この宿、バブルに踊らず、しかも90年代以降、着実に事業を拡大。
「ぜいたくをせず、主人の思いを支えて」が身上だと、女将さんは言う。
飾らぬ言葉に柔らかな物腰。しみじみと温かい雰囲気をそなえている。
旅館というのは結局は人であって、宿の人の魅力に客はついてくる。



2012年11月13日


秋田県の本荘に出張。地元の企業経営者を前に講演を。
テーマは、「中小企業がヒット商品を生むためのキーワードは何か」。
私はそれを「生命線を踏まえること」であるとして、
企業や商品における「生命線」をどのように捉えるべきか、解説した。
いまの時代、変わる姿勢が必要ともされるが、一方で「生命線」は守るべきだ。



2012年11月09日


昨夜は一の酉。思えば、私は20年間、酉の市に通い続けている。
ある年に気づいた。「酉の市の賑わいをみれば、次の年の景気予測になる」。
そこで昨夜、浅草の鷲神社を訪ねて、100人に質問を投げかけた。
「去年より賑やかだと思いますか、変わりませんか、去年より寂しいですか」。
その結果は……二の酉の前日となる19日朝、「チェックタイム」にて。



2012年11月08日


コンビニエンスストアのおでんが、年々進化している。
基本のタネは味を改善、変わりダネも増え、味を後付けするスープの素まで。
池袋の繁盛おでん屋の親方にご協力いただいて、
大手コンビニ各社のおでんを全方位チェックしてみた。
ツユひとつ、タネひとつ、品質は、各社でけっこう異なることが明らかに。



2012年11月06日


弘前出張。青森県内の商工会議所に勤める職員向けの研修にて、講義を。
中堅中小企業が、ほかの何物でもない何かを生むためには、
どのような姿勢で臨むことが必要なのか、
具体的な商品事例を挙げていきながら、2時間半を費やして話した。
講義後には質問も相次ぎ、ありがたい限り。



2012年11月05日


TOKYO MX「チェックタイム」に生出演の後、
ABC/全国テレビ朝日系列「ヒットの泉」のスタジオ収録へ。
今回の収録で取り上げた商品に共通するのは、
自社の得意分野を大事にしながら、驚くべき新製品を生み出した点。
やはり、ヒットの“泉”はそれぞれの足許にあるということ。