商品ジャーナリスト・北村 森《きたむらもり》の仕事=2012年09月

2012年09月30日


今週のメディア出演、関連記事の掲載など。
本日がABC/テレビ朝日系「ヒットの泉」。明日はTOKYO MX「チェックタイム」。
ラジオはいつものレギュラー2本に加え、3日の朝はbayfmに電話生出演。
また、拙著『途中下車』の関連では、今週は2つの週刊誌にて紹介されるほか、
6日の夜はテレビ東京「生きるを伝える」出演。テーマは「再生への旅路」。



2012年09月22日


前日に富山にて講演したのち、大阪入り。
話題を呼んでいるタイガー・コペンハーゲンの営業再開初日を取材。
日本法人の代表取締役にインタビュー。さらに来店客に話を聞く。
カラフルな色遣いの商品群もさることながら、
ついで買いを誘う店内レイアウトに大きな特徴がある、という印象を抱く。



2012年09月20日


今週は出張ウイーク。昨日は新潟、今日は茨城へ。
ともに、地元経済団体による勉強会で講師を務めるという仕事。
実践的で地に足のついたマーケティングとは何か、がテーマ。
新潟、茨城ともに、講義の後に熱い質問が相次いだ。本当にありがたいこと。
繰り出される質問の数は、講師への評価を反映する。常々そう感じている。



2012年09月18日


沖縄県庁の仕事で、那覇を訪れる。
出荷量下落の泡盛業界を、どう再興すべきか、酒造所と県職員を前に話す。
私が提案したのは、まず、酒造所が47ある意味を再考すること。
そして、古くから伝わる泡盛の飲み方を掘り起こし、背景を探ること。
私自身、驚きの飲み方を現地で2つ発掘した。実際やってみたら、これが凄い!



2012年09月15日


nippon.comでの連載「北村森のヒット商品道」、
今月アップした最新原稿は、「地方のお土産革命」について。
急ごしらえの商品、有名人頼みの商品ではなく、
足許の宝物を大事に育てた商品にこそ勝機がある、という内容を綴った。
Yahoo!ニュースに見出しが立って、ちょっとびっくり。



2012年09月14日


東京都内にて講演。参加者は生活雑貨メーカーの社長など60人。
講演後、懇親の時間に、ベストセラーを生み出した中小企業の方と話を。
ファスナー付きのミニタオルを250万枚超の大ヒットに結び付けた。
ところが知的所有権の網をかいくぐり、類似商品を出す企業が続出だそう。
先駆者が評価されるのは大事なこと。そこに光を当てるのも、私の仕事。



2012年09月11日


ここ数日、拙著『途中下車』に関する取材を相次いで受けている。
本当にありがたいこと。今週は、雑誌が2件、テレビ番組が1件。
父子旅の話、前のめりで走ってきた仕事を突然やめたときの話……。
この日の取材では、思わず答えに窮する、鋭い質問を受けた。
「奥様は、なぜあなたと結婚したと思いますか」。極めて難しい問いだった。



2012年09月06日


長崎出張。大手メーカーと全国JAの会議にて、セミナー講師を務める。
地方発のヒット商品の解説、消費者の目がどこに向いているかの分析、
さらに、商品の作り手に必要と思われるスタンスなどを話す。
地方出張の折には、許す限り、その地を巡る時間をとることにしている。
講演の後、軍艦島に上陸。これはまさに日本の産業遺産。



2012年09月05日


日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)での会議へ。
JIDAデザインミュージアムセレクションの選定委員を引き受け、
今回は、その第1回の選定委員会議だった。
あらゆる製品のなかから「次代に残したいデザイン」を選ぶアワード。
今年で14回目だそうで、私は今回初めて選定委員を務めることになった。