商品ジャーナリスト・北村 森《きたむらもり》の仕事=2012年06月
2012年06月30日
7月中旬発売の自著『途中下車』(河出書房新社)の装丁が決まった。
父子のふれあいを前面に打ちだした(写真は私ではありません、念のため)。
今週末のメディア出演情報。
まず、本日土曜の17時、TOKYO FMの「AVANTI」。5分間ほどの出演か。
明日日曜の朝9時30分、ABC/テレビ朝日系「ヒットの泉」でコメンテーターを。
2012年06月21日
午前はRKBラジオ、午後はKNBラジオと、2本のレギュラー出演。
その後、TOKYO FMの人気番組「AVANTI」の収録に臨む。
元麻布の閑静な住宅街にたたずむイタリア料理店が、番組の舞台。
20年で、のべ5000人を超えるお客が、この番組に登場しているという。
聞き手の男性が上手で、話が弾む。放送は6月30日土曜日17時の予定。
2012年06月19日
来月に発売予定の自著『途中下車』(河出書房新社)。
家族の再生と自分の再起。41歳で会社を退職した後の道のりを綴った。
Amazonで検索してみたら、予約の受付が早くも始まっている。
仕事に賭けるビジネスマン、そのご家族に、読んでいただきたい一冊。
もしよかったら、ここからぜひにお願いします。
2012年06月18日
大手電機メーカーの社員250人を前に講演。「本物の商品」をテーマに話す。
その商品の生命線を踏まえること、作り手の意図がひとつであること……。
具体的な商品事例を交えての1時間半。質疑応答も盛り上がる。
このメーカー、月に1度、こうして社員対象の勉強会を催しているそう。
完全な自主参加形式なのだが、大きな会議室が満席状態。ありがたい話。
2012年06月16日
ボーナス商戦が間近だ。先日、朝から夜まで最新の炊飯器を試用チェック。
「10万8000円の炊飯器」と「1万8000円の炊飯器」、どこまで違うのか。
炊きたてはもちろん、保温12時間後まで、3時間おきにご飯の食味を比較。
9万円を余分に支払うだけの価値を、そこに見出せるか。
今回導いた答えを、あさって月曜の東京MX「チェックタイム」で話す予定。
2012年06月14日
富山出張。2泊3日の滞在時間をフルに使って県内を巡る。
県総合デザインセンター主催「デザインと経営を考える会」での講師。
ラジオ番組への生出演、地元新聞社への挨拶と自著のプロモーション。
また、「越中富山 幸のこわけ」をはじめとする地元産品の取材を4件。
地元の人も開発秘話までは知らないだろう、凄みのある商品に数々出合う。
2012年06月11日
東京MX「チェックタイム」出演の後、ABC/テレビ朝日系「ヒットの泉」収録。
ふたつの番組でいくつもの商品の解説をしながら、思う。
強い商品、その大半は、ネーミングもデザインもきわめてシンプルなのだ。
機能にひもづいた商品名であったり、機能に基づくデザインであったりする。
訴求力のない商品ほど「やりすぎデザイン」に走り、そして損をしている。
2012年06月08日
昨日、今日と、大手コンビニエンスストアへの取材を続けている。
テーマは、「スイーツの開発を巡る、異種格闘技戦」。
この夏、コンビニ各社は、和のスイーツの力作を相次いで投入する。
シニア層、主婦層のコンビニ利用急増に応えようとする戦略でもあるし、
専門店の水準に肩を並べることを目指した商品づくり戦略の一環ともいえそう。
2012年06月07日
7月に刊行予定の書籍、その表紙装丁の打ち合わせのため、河出書房新社へ。
書名は『途中下車』。当時41歳、前のめりに仕事に打ち込んでいた私にとって、
会社を辞め、無職になることは、仕事人生からの途中下車にほかならなかった。
担当編集者が書いてくださったブログ、もしよかったら、ぜひご一読を。
ここをクリックしてどうぞ。途中下車の意味を、温かな言葉で綴った一文。
2012年06月06日
軽井沢出張。地場の老舗スーパー経営者や取引先企業、200人を前に講演。
地方発ヒットのカギ、ものづくりの要諦について話した後、参加者と懇談を。
ある経営者の言葉が、帰京した後も耳に残っている。
「いっときだけのヒット商品では、すたれると、祭りの後のような寂しさがつのる。
だから私は、流行りすたりに動じない、長く愛される商品づくりを目指したい」
2012年06月05日
40歳まで順調すぎるほどの仕事人生だった私が、突然つまづいた。
仕事の無理が祟った。神経症にかかり、会社を辞めて無職になる覚悟を決める。
だが家庭に戻ると、そこに居場所はなかった。息子は会話も交わしてくれない。
私は妻に頼んだ。「最後に100万円をください」。それは自分と家族の再生のため。
41歳の春、私は会社を辞めて、息子と旅に出た――こんな一冊を7月に刊行予定。
2012年06月04日
辛いにも、濃いにも、大盛りにも“ほどがある”料理を出す店が増えている。
確かに「不況の時代には、こうしたストレス解消食が流行る」のは常だし、
友人知人に語りやすい味というのは、クチコミ全盛時代にはうってつけ。
だが、このままでは味覚の地殻変動が起きてしまう恐れがある。
――といったコメントを、今週発売の「AERA」最新号に寄せた。
2012年06月01日
イオンの約1200店舗がこの日から朝7時開店となった。節電ニーズへの回答という。
6時すぎにTOKYO MX「チェックタイム」制作チームとともに、品川の店舗へ。
テレビ各局のクルーが集結するなか、私たちチームは店舗前の中央に陣取る。
生放送で現地リポーターを務めるのは、思えば初めてのこと。
スタジオのMCから「キタムラさん!」と呼ばれたと同時に、台本のないリポートを。