商品ジャーナリスト・北村 森《きたむらもり》の仕事=2012年02月
2012年02月29日
タイガー魔法瓶が「タクック」という1人暮らし用の炊飯ジャーを新発売。
炊飯と同時に、内釜でおかずが作れる商品。さっそく手に入れ、試用する。
手抜き調理にしては味は予想以上。新社会人や新入生には選択肢になる。
こうして今年も“春めいた商品”が続々出てきた。私も新年度の準備を始めている。
2つのテレビ番組でコメンテーターを。執筆では新連載を。いずれも4月スタート。
2012年02月27日
少し気が早いが、今夏のボーナス商戦で注目されるのは何だろうか。
私は「ユーザーががまんしなくていいエコ家電」と読んでいる。
昨夏は節電のために、消費者はけっこうながまんを強いられた。
扇風機は売れたが、話題の中心は海外ブランド。今年は国内陣営が巻き返す。
――今日発売の「週刊ポスト」に、私のそんなコメントが掲載されている。
2012年02月22日
ここ10日間ほどで注目し、実際に試用した新商品が3つある。
果汁を搾るクッキングトイ「おかしなグレフルチューチュー」。
細かな文字も1文字単位で消せる修正テープ「kachitto(カチット)」。
透明になって使いでが高まった「セーラーどこでもシート 透明」。
消費者にちょっとした驚きをもたらしつつ、不満を解消してくれる好商品。
2012年02月16日
広島出張。大手メーカーが核となった異業種交流シンポジウムで講演を。
テーマは、昨年来の商品トレンドと今後の予測、そして地方発ヒットのカギ。
「ここまでやるか!」と思わせられる商品事例などを交え、話を進める。
講演後の交歓会でも質問が相次いだことが、ありがたく、また嬉しい。
今日集まった中国・四国の企業人は、みな熱く明るい。それがひときわ印象的。
2012年02月15日
海外に向けてわが国の情報を発信する有力サイトからの、嬉しい執筆依頼。
商品を通して日本人のライフスタイルまでを語るシリーズ原稿。腕が鳴る。
今日はその初回打ち合わせ。話が弾む。コンセプトが明快なのがありがたい。
夕刻からは富山県主催のイベントで、地域おこしをテーマにトークセッション。
赤池学、平島亜由美の両氏と、壇上で思うところを語りあう。
2012年02月14日
日本商工会議所「地域力活用新事業∞」のヒアリングに招かれる。
37品目の実物を触りながら、それぞれへのコメントを述べていく。
商品力はあるか、価格設定や販路は正しいか、PR手法は適切か……。
やはり重要なのは「ほかの何物とも違う存在」であると伝わりうるか否か。
ああもったいないと感じる商品があったのも事実。説得力は大事なのだ。
2012年02月13日
MM総研「映像配信サービスアワード」の審査会に、審査委員として参加。
項目ごとに各社の比較を進めていくうちに、
さらなるブレイクが起こるには何が必要か、という部分に議論が移る。
コンテンツの単純増や料金体系見直しよりも大事なことがあると思う。
審査会を終えた後は、春からのテレビ番組出演の打ち合わせへ。
2012年02月10日
大阪出張。少人数の勉強会で講師役を務める。
参加してくれたのは、経営コンサルタントや商品デザイナー。
エコカーの機能が日独それぞれのモデルでどう違うか、
LCCが日本で本格展開するうえでの課題とその背景は何か、など、
具体的な事例から話が展開していった。これは少人数での勉強会ならでは。
2012年02月08日
早起きしてラジオ番組に生出演した後、
審査委員を務める「いばらきイメージアップ大賞」表彰式(記者発表会)に出席。
挨拶と講評をするなかでも触れたのだが、やはり地方発の商品に厚化粧は野暮。
今回表彰となった商品や団体は、その点をしっかりと心得ている気がする。
このアワード、今年で6回目。そろそろ、さらなる強力なPR戦術が必要かな。
2012年02月07日
1500円前後から2000円もする靴下が、ひそかに売れている。
中川政七商店の「2&9」、くるみの木の「絹と綿」。
購入して実際に履くと、すぐにわかった。この感触はほかでは得がたい。
靴下と思うとためらう値段だが、これはつまり、2000円で手の届く贅沢。
どちらも奈良の企業。この県は靴下の生産で国内1位。地域の宝物再発見。
2012年02月06日
朝から四谷。大手メーカーや広告代理店のマーケティング担当者を前に講演。
第一線で活躍する方々の熱視線を受けながら、
私が考える、ものづくりのカギを、具体的な事例を挙げながら解説した。
「絆」は本当に、昨年来のヒット商品のキーワードだったのか。
「消費者をびっくりさせる」とは、一体どういうことなのか――。
2012年02月05日
昨日まで3日間の徳島出張。早朝から漁船に乗って、取材と撮影。
今回の仕事は、地元の水産品のストーリーブックづくり。
以前にもここで紹介した「生きている海苔」の生い立ちを丹念に追った。
海に出て半世紀という漁師や、地元活性化に立ちあがった開発者に話を聞く。
つくづく知った。真冬の漁船は、寒いを超えて痛い。厳しい世界だった。